The Hinumanist
本家ブログに収めきれない写真、載せるには長すぎる随筆を紹介していきます。
16:32 03月24日   [木]
葛の如く縦横に
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 4時22分起床。列車は豊橋に停車しており、いつの間にか遅れを回復したようだ。気分を良くして早速朝食の準備をするが、まずイナゴの佃煮が散乱してしまってエコバッグの中がべとべとになり、「塩昆布」のおにぎりは米がパッサパサで非常に食べづらい。一方「鳥五目」のおにぎりはしっとりしていて食べやすかったのだが、なぜ似たようなおにぎりでこのような違いが起こるのかは分からない。
ながらは無事定刻で大垣に到着し、アンサイクロペディアの記述に従って先頭車両のドアを出て「右」の階段を駆け上がり「大垣ダッシュ」を制す。終点米原まで座って移動できたのはいいが、「米原ダッシュ」に失敗して大阪までの90分間はラッシュの餌食となってしまいはなはだ不愉快。
姫路までの移動中に『蟹工船・一九二八・三・一五』を読了し『吾輩は猫である』を読もうとしたのだが、途中で放棄。浪人決定時に「たくさん本を読もう」と決意していろんな小説を読もうと考えていたのだが、結局社会学系統の新書ばかり読んで(性格がゆがんで)しまった私はやはり小説は合わないようだ。でも『吉里吉里人』は読めたので、全く受け付けないというわけではないのかもしれない。
相生にて最初に買ったながらの指定席券を払い戻すと、「地震の影響で旅行を中止されたのですね」と解釈されたようで全額(¥510)返却。払い戻しには手数料がかかり、普段は¥190しか返ってこない、ということは長年の経験(?)と時刻表の読解により常識となっていたが、こんなところで例外に出くわすとは予想外。ここから岡山までの車窓には広葉樹林が優占した良好な谷戸地形が多く見られた。GWにこのあたりを散策したらさぞかし気分の良いことであろう。
いよいよ岡山からは瀬戸大橋を渡るべくマリンライナーに乗車。さきほどのながらの指定席券をマリンライナーへと変更する手もあったなと気付くが、それでも橋を渡る前に窓側の席に座れたので安心。

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坂出より「サンポート南風リレー号」の肩書を持つ普通列車に乗り込むのだが、2両編成の車内は高校生を中心に混雑しており、おまけに途中の観音寺からは後ろ1両は乗れない(回送になる)ときた。この列車を終点松山まで5時間近く乗りとおす予定の私には悪夢が予想されたが、多度津に着くころには2両で十分、観音寺では1両でも十分であることを体感。

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途中伊予西条にて37分も停車するのでホームにひかれた湧水を飲んだり、駅の脇にある0系車両の展示室近くに行ってみたり、のんびりと過ごす。こういう時間に本を読んで過ごしたかったが、小説は読む気が起こらず、また原因が分からないのだが目が乾燥しすぎてまばたきする度に痛いのであまり目を開けているのもいやであり、結局寝ることになる。

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松山でも乗り継ぎ時間を利用して駅の外へ。狙いは伊予鉄道「市内電車と郊外電車の平面交差」。あいにく郊外線はこなかったものの、平面交差を超える路面電車の「ガッタン!ガッタン!」という音を聞けて満足。ちなみに伊予鉄道には「610系電車」が在籍してます。
ここから予讃「海」線経由で宇和島方向へ。下灘、串といった絶景の秘境駅を目の前にして無性に降りたい衝動に駆られるが、訪れるにはまだ寒いかもしれない。計画ではこの先八幡浜まで行って特急を使うつもりだったが、車掌さんの乗換案内によってその必要がないことが分かり¥1170が浮く。ということは時刻表の読み取りをミスったことになる。中2時以来受けていない時刻表検定をもう一度やり直した方がいいのかな・・・
予讃線の終点は宇和島であるが、江川崎に行くにはその一つ手前の北宇和島駅で予土線に乗り換えねばならない。予土線の列車も宇和島まで乗り入れているが、接続は北宇和島でとることが多いらしく、結局今回の旅行で宇和島への訪問ならびに予讃線の全線乗車は達成されなかった。列車には高校生が多く、乗客は1名を除いて途中の近永で降り、最後の1人も松丸で降りてしまい、終点江川崎までの20分間は「準空気輸送」。私はこの夜汽車の雰囲気が大好きだ。

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